脱水とは、カラダから水と塩分を失うこと!
私たちの体の半分以上は水で出来ています。この水分は「体液」と呼ばれ、カラダにとって、大切な役割を担っています。
体液は主に「水」と「塩分」でできています。
体液の働き
- 体温調整
- カラダに必要な栄養素や酵素を運び込む
- カラダに不要な老廃物を運び出す
しかし、年齢とともに、体液の割合は減少します。
小児・・・80%
成人・・・60%
高齢者・・50%
体液が失われると、脱水状態に陥ります。
現れる症状としては微熱、口渇感、体重減少、尿や発汗の減少
脱水の度合いは、体液が失われることによる体重減少の割合により3段階に分けられます。
程度 | 減少率 | 減少量 |
軽度 | 3~5% | 1.5~2.5kg |
中等度 | 6~9% | 3.0~4.5kg |
重度 | 10%以上 | 5.0kg以上 |
※体重50kgの人の場合
カラダの中で体液の多い臓器にも異変が出やすくなります。
- 脳・・・・・めまい、立ちくらみ、集中力・記憶力の低下、頭痛、意識消失、けいれん
- 消火器・・・食欲低下、悪心、嘔吐、下痢、便秘
- 筋肉・・・・筋肉痛、しびれ、まひ、こむら返り

脱水とは、単なる水の不足ではなく、カラダから塩分も同時に失われた状態のことなんです。
子供と高齢者は特に要注意!
子供や高齢者は脱水状態になり易いと言われています。
リスクの高い理由を3つにまとめました。
子供が脱水状態になりりやすい3つの理由
①成長期は水分の出入りが激しい
②体重当たりの不感蒸泄が大人と比べて多い
不感蒸泄とは皮膚や呼吸から失われる水分のこと
・大人は体重1kgあたり15ml
・子供は体重1kgあたり25ml
③汗をかく機能や腎臓の機能が未熟である
高齢者が脱水状態になりやすい3つの理由
①体液をためるタンク(筋肉)が少ない
②飲んだり、食べたりする量が減っている
③のどが渇いているのに気が付きにくくなる

子供や高齢者は、脱水状態になりやすいと心得て、日ごろから些細な変化を見逃さないようにしたいですね。
脱水のサインを見逃さない
脱水状態になると、カラダに様々な変化が現れます。
体調不良に加え、次のようなサインが有ったら脱水を疑いましょう。
①原因不明の発熱
②急激な体重減少
「7日以内に4%を超える体重減少の場合」
具体的な脱水の発見方法
①握手してみる
手が冷たければ疑わしい
脱水状態になると、血液は生きていく上で重要な臓器に集まります。
そのため、手足等には血液が行かず冷たくなります。
②ベロを見てもらう
乾いていたら疑わしい
脱水状態になると、口の中のつばが減少していきます。
そのため、ベロの表面も乾いてきます。
③皮膚をつまんでみる
皮膚がつままれた形から3秒以上戻らなかったら疑わしい
皮膚には水分が沢山ふくまれていて、弾力性がありますが、脱水状態では水分が減り、弾力性も無くなります。
④親指の爪を押してみる
赤みが戻るのが遅ければ疑わしい
指先の血管が細いので、変化が出やすい。
2秒以内に戻ればOK!
⑤高齢者の脇の下を確認
乾いていたら疑わしい
通常、高齢者のわきの下は汗による潤いがあります。
脱水状態になると、汗が出なくなり、脇の下が乾燥します。

チョットおかしいなと感じたらチェックしてみましょう。
規則正しい食生活と水分補給
脱水対策には、水分補給が欠かせません。
加えて、きちんとした食事をとるなど、規則正しい食生活を心がけましょう。
規則正しい食生活
①カラダに入ってくる水分・・・代謝水、食べ物の水分、飲料水
②カラダから出ていく水分・・・尿、便、汗、不感蒸泄
毎日の水分バランス
(体重50kgの人の場合)
カラダに入ってくる水分2500ml 代謝水300ml 食べ物の水分1000ml 飲料水1200ml |
カラダから出ていく水分2500ml 尿、便1500ml 汗、100ml 不感蒸泄900ml |
カラダに入ってくる水分は、飲料水からとる水分だけでなく、食べ物の水分と食べ物が代謝されることで生まれる水分(代謝水)もあります。
きちんと食事を摂ることが、脱水対策に繋がります
水分が多く含まれている野菜や果物は夏場の脱水対策に適しています。
1日8回を目安に、こまめに水分補給を!
- 起床時
- 朝食時
- 10時
- 昼食時
- 15時
- 夕食時
- 入浴前後
- 就寝時
水分補給方法は年代により異なります
乳幼児・・・・自分で判断できないので、保護者や管理者が適切に飲ませましょう
小中学生・・・自由に水分を摂取するよう、保護者または指導者が指導し、制限しないようにしましょう。
成人・・・・・のどの渇きを感じる前に摂取するようにしましょう。
高齢者はこまめに水分補給をしましょう
高齢者・・・・介護が必要な方には、介護者が定期的に水分を摂取させるよう心掛けましょう。

水分補給を行うタイミングは「のどが渇く前」が理想的です。
脱水状態になってしまったら
経口保水液を摂取
脱水状態になってしまったら、水と電解質(特にナトリウム)を速やかに補うことが大切です。
最も効果的な方法は、経口保水液を摂取することです。
経口保水液とは
水塩分をバランスよく含み、カラダへの速やかな吸収に優れた成分になっています。
塩分+糖分⇒水分の吸収がスピードアップ
脱水症と熱中症との違い
熱中症とは
大量に発汗し体内の水分や塩分が失われたり、体温の調節機能が効かなくなったりした結果、発生する症状の総称です。
気温・湿度が高い状態の中にいたり、激しい運動をしたりすることによって引き起こされる。めまい、頭痛、体温の上昇、けいれんなどが代表的な症状で、軽い症状で済む場合から、命に関わるほど重篤になるケースまでさまざまです。
例年、梅雨明け直後の晴天が続く時期に最初のピークを迎えるが、近年では梅雨前にも発症者が増えている。乳幼児や高齢者は発症しやすく、特に基礎疾患を持つ高齢者は重症化しやすい傾向があるため、注意が必要です。
脱水症と熱中症の違いについてのまとめ
脱水症とは、水と電解質(塩分が水に溶けたもの)で構成される体液が汗で失われ、その補給ができていない場合に生じます。
熱中症とは、気温が高い環境で生じる健康障害の総称で、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温調節が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。
いずれの場合もこまめに水分(塩分を含む)を補給することが大事です。
水分を補給するために便利なものがウォーターサーバー
手軽に冷水・温水を飲むことができ、脱水症や熱中症には欠かせないアイテムとなっています。
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