脳の老化とは?
加齢により、身体の劣れと予防に関することは一般的に良く言われることですが、身体の老化と同様に脳の老化もあります。
脳の老化というと、記憶力の低下などが思いつきますが、その原因は女性ホルモンの分泌バランスが崩れ、ストレスなどにより機能低下も起こりがちです。
また記憶力などに関係する脳の老化は、神経伝達を行うネットワークが弱体化することで起こります。
早い方だと40代から脳の進行がはじまり、女性の方が男性よりも進行度合いが早いという特徴も知っておきましょう。
物忘れがひどい、人の名前が出てこない
2025年には高齢者の20.6%(730万人)が認知症(日常生活自立度Ⅱ以上)になるとの厚生労働省の見通しです。
「物忘れがひどい」、「人の名前が出てこない」年齢を重ねるとそんな悩みが増えてきませが、できることなら、いつまでもクリアな思考で若々しくいたものです。
しかし、高齢化が進み続ける日本では脳の老化だけでなく、認知症になる人も年々増えていて、2025年には470万人の高齢者が認知症になると、厚生労働省は予想されています。
脳の老化や認知症は誰でも起こる可能性のある国民病なのです。
「介護は3回ある」といわれる
最大の問題の一つが介護です。
「女性には介護が3回ある」といわれます。親の介護、夫の介護、そして最後は自分の介護です。特に自分の介護のとき子どもに面倒を見てもらいたくなければ、高齢者施設に入る必要があります。
個人的なことで、恐縮ですが、我が家の例では父親は退職後は趣味で小型漁船を買い求め、アマチュア漁師で毎日を魚釣り三昧、ある日突然脳溢血は発病し、発症後3時間で息を引き取りあっけない人生でした。
母親は82歳で認知症の症状が出て、他界するまで2年間の介護が必要でして、約1年間は自宅介護で家族全体でカバーし、残り1年間は入院していました。
次は団塊世代生まれ私の番で、家内に迷惑をかける年齢になりましたので、健康寿命と寿命の差を限りなくゼロに近づけるために次の努力をしています。
脳の具体的な老化予防
Ⅰ.剣道の指導
若い時から剣道を修練したことから、スポーツ少年団(剣道競技)で指導を行っています。
小学生とはいえ、間違った指導はできないことから、先ずは自分の修行を行いつつ、全国健康福祉祭(ねんりんピック)への出場を目指(出場経験あり)して更なる強化にも心がけています。
目標を持つこと、人から信頼され頼られることなど社会に参画していることで元気になります。
更に剣道は左手・左足が基本で、左の体を動かせば、右脳が活性化すると聞きます。
右脳を活性化させ、感性を磨き豊かな人生を送るの役立っています。
Ⅱ.キーボード打つ!
本文書を記載しているように、これまで経験したことや知識などを広めることと、多少の副収入を得るために、ライターの副業をしています。
知恵を使います。SNSやサイト検索で新たな情報収集にも努めています。
キーボード叩いています。
これらは認知症予防に効果抜群だと信じて継続しています。
Ⅲ.十分な睡眠
若いころは寝つきが悪く、布団に入るとその日の出来事や課題などが走馬灯のように浮かび上がり寝付けない時間が朝方まで続くといったことが続くので、ついつい寝酒にたよる人生でした。
ところが最近は夕方から2時間は汗を掻くので、心地よい疲れから寝つきが非常に良く、高齢者特有の夜中に起きることも無く前立腺の異常にも心配なさそうです。
十分な睡眠も確保できています。
Ⅳ.食事で気を付けていること
食事に関してはあまり自信はなく、家内が作ってくれた食事をあいています。
気を付けていつことは、血圧が少し高めなので、塩分を控えること、血糖値も気になるので、野菜類を先に食べ、炭水化物を最後に摂るようにしています。
また、熱中症対策と血流を良くするために、目標1.5リットルの水の摂取は欠かしていません。
Ⅴ.脳の若返りに効果的ない養素と食べ物の摂取
ここからは医学書を参考にしましたが、脳を若返らせるのに効果的な栄養素、そしてそれらの栄養素を含む食べ物をご紹介しますので是非参考にしてください。
1.ポリフェノール
記憶力と非常に密接な関係があるポリフェノールは、脳の機能を高める働きを持っています。
頭がなんだかぼんやりするという時は、脳の酸素量が不足している状態です。これは活性酸素が大きく影響していますが、ポリフェノールを取ることで活性酸素を分解し、かつ血流アップを促進してくれます。
ポリフェノールを含む食べ物は、納豆、れんこん、春菊、バナナ、そばなどがあります。
2.レシチン
続いてはレシチンという栄養素です。
記憶力や学習する能力には神経伝達物質であるアセチルコリンが必須となります。アセチルコリンが脳内に一定量存在してくれると、集中力や記憶力をキープすることが出来るのです。逆に不足すると集中力などが低下していきます。
アセチルコリンはコリンを含んでいるレシチンを摂取することで補うことが出来ますので知っておきましょう。
レシチンを含んでいる食べ物は、レバー、卵の黄身部分、豆腐、うなぎ、小魚などがあります。
3.ブドウ糖
脳をしっかりと働かせるには脳のエネルギー源が必要です。その脳を働かせるエネルギー源になるのがブドウ糖です。ただし血液中のブドウ糖濃度は一定に保たれる必要があることから、多く溜めることが出来ないという難点があります。
そこで、1日のうちに数回ブドウ糖を摂取する食べ物を取っていくことが大切です。
ちなみにブドウ糖を含む食品は、飴、お米、麺類、ゴボウなどがあげられます。
4.オメガ3脂肪酸
脳機能の発達や機能維持に重要な働きをするのがオメガ3脂肪酸という栄養素です。
お眼が脂肪酸は、体内の様々な機能にとって重要な多価不飽和脂肪酸に属し、オメガ3脂肪酸のEPAやDHAは脂肪の多い魚や甲殻類のような海産物に含まれています。
脳内の情報はシナプスと呼ばれる神経細胞を経由しますが、そのスピードに関係しているのがオメガ3脂肪酸です。
またそれだけではなく、記憶に関係する神経細胞の細胞膜を柔軟にするはたらきも持っている為、非常に重要です。
青魚(アジ、サンマ、サバ)、カニ、カキ、ムール貝、大豆、クルミなどに多く含まれています。
5.ルテオリン
花粉症予防やアレルギーに効果的なサプリ等にもなっているルテオリンは、脳の活性化に重要な栄養素です。記憶力が低下しないように予防したり、低下した記憶力を回復させることが可能です。
とある実験によると、年を取ったマウスに4週間ルテオリンを与えると、記憶力が壮年並に戻ったというデータもあるほどです。
ルテオリンを含む食べ物は、紫蘇、ミント、ラッカセイなどがあります。
6.ビタミンB群
ビタミンB1は脳機能に大切なブドウ糖を届ける大事な働きをする栄養素です。
アルツハイマー病患者に記憶力の改善効果をもたらしたという報告もあるほどです。
さらに他のビタミンB群には脳の発達をうながすこうかもあります。
水溶性ですぐに尿内に排出されやすい栄養素なのでこまめな摂取が必要です。
豚肉、たらこ、ヒマワリの種、レバー、うなぎ、かつお、まくろ、さんまなどを積極的に摂取しましょう。
7.パントテン酸
パントテン酸は脳の老化の典型ともいえる物忘れに効果的なアセチルコリンを作り出すのに欠かせない栄養素です。
パントテン酸が含まれる食べ物は、ブロッコリー、ニラ、ネギなどの野菜類とピーナッツなどです。
以上ですが、これらの栄養素に気を付けて毎日の食事の支度をすることは、極めて困難なことでしょう。
もっと手軽に栄養素を摂取する方法はないものでしょうか?
数多くのサプリメントの中から、摂取すべき栄養素を多く含まれているサプリメントも有効な手段です。
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